こちらはドイツでの CONTINUING MEDICAL EDUCATION 用の教材。
最後には理解度チェックのための質問もあり、短いが典型症例もあげられている。
https://shinagawashinryounaika3.sn0367129474.com/wp-content/uploads/2023/04/APZNZA2.pdf
一般内科医に向けての文章で、治療設定はどうするとか、ここまでが限界で、ここから先は専門医になど書いてある。
面白かったのは薬剤使用の原則で、効き目は同じくらいだから、副作用を目安に選択すればよいとして、さらにアルゴリズムを掲載しているが、なんとも簡素で単純、しかし十分に納得できる。
要点だけまとめてみましたという感じだ。
難しいふりはしない。簡単に言えることは簡単に言って、尊敬される。
世界一難解なドイツ精神医学の中にあって、このプラグマティックな態度。大変好ましい。