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下書き うつ病勉強会#159 精神分析と最近のうつ病

現代は内因性うつ病の非定型化と神経症水準のうつ病への注目が大きくなっているかにみえる。 内因性うつ病の非定型化は双極Ⅱ型気分障害、未熟型うつ病(阿部)、逃避型うつ病(広瀬)といった双極性スペクトラム障害である。 神経症水準のうつ病は20世紀...
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下書き うつ病勉強会#158 ストレスとうつ病の関係の研究概略

はじめに 生物学的まとめ。前回非常に思弁的だったので、そのカウンター。 うつ病は辛いことが続いて、ストレスとなり発症するという仮説がある。「ストレスのせいでしょう」と言われたりすることは多い。あるいはセロトニン選択的再取り込み阻害剤 SSR...
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下書き うつ病勉強会#157 退行期メランコリーinvolutionalmelancholia

今日の操作的診断による気分障害の範囲は非常に広く、その内容は異質な集合体といわざるをえない。 このように拡大して、いろいろなものを雑多に含むようになったのは、いろいろと問題もあるが、ここから先、どうすればよいかと言えば、まずはDSMの枠を尊...
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下書き うつ病勉強会#156 高齢者のうつ病-2

従来から高齢者のうつ病は、遺伝性に代表される生物学的基盤から単純に説明することは困難だとされていた。すなわち生物学的以外の多因子性が特徴であり、心理学的要因や経済、身体疾患、環境要因などの関わりが指摘されてきた。これを反映して症候的にも幅広...
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下書き うつ病勉強会#155 高齢者のうつ病-1

歴史的にドイツ精神医学では、「うつ病」は内因性うつ病(endogenous depression)、神経症性うつ病(neurotic depression)、反応性うつ病(reactive depression)の3 種類が区別されていた。...
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下書き うつ病勉強会#154 適応障害(adjustment disorders)について

適応障害(adjustment disorders)について。 DSM-5による適応障害の診断基準A. はっきりと確認できるストレス因子に反応して、そのストレス因子の始まりから3ヶ月以内に情緒面または行動面の症状が出現B. これらの症状や行...
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下書き うつ病勉強会#153 ストレス性障害

昔から、原因ははっきりしないけれども、痛みがあったり機能障害があったりして、生活や仕事にやや差支えのある状態についての、社会の多くの人の共有の認識があって、その実態は、広い意味でのストレス障害だと思うが、分かりやすいところでは、漱石・鴎外の...
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下書き うつ病勉強会#152 SDAの双極性障害・うつ病に対する効果

双極Ⅰ型障害は明瞭な異常を示す躁病エピソードがあるので、診断に苦慮することは少ないと思います。診断が難しいのは、軽躁病エピソードの同定を必須とする双極Ⅱ型障害です。 軽躁病エピソードの期間は通常、非常に短いとされています。長期観察の研究では...
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下書き うつ病勉強会#151 笠原先生の2023年のお話

笠原先生の2023年のお話 ーーーーー1小精神療法の核は「患者を助けたい」という医療者の素朴な愛情―どの精神療法家にとってもそれは同じと思います。 なぜ私は、精神科医になると決心したのか。敢えてこれを選んだのはなぜだったか? 小精神療法の歴...
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下書き うつ病勉強会#150 内因性うつ病

MDD の診断の病因としては、内因性うつ病のような身体的病変でもよい。抑うつ・悲しみをもたらす出来事であってもいいし(抑うつ反応)、無意識の領域に抑圧された心的葛藤でもいい(抑うつ神経症)。これらの基礎に合わせて、それぞれの治療方針を選択す...
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